盲ろう者とは目と耳両方に障害のある人のことをいいます。
富山盲ろう者友の会では、盲ろう者とその支援者の交流・支援活動を行っています。

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盲ろう者向けコミュニケーション体験学習会

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盲ろう者向けコミュニケーション体験学習会

 9月19日(祝)サンシップとやまにて、盲ろう者向けコミュニケーション体験学習会が開かれ、たくさんの人達が参加されました。小学生、高校生の参加もありました。

 コミュニケーション方法は、触手話、手書き、指点字、ブリスタ、接近手話の5種類のコーナーがありました。どのコーナーも列がつくほど混んでいましたが参加者が体験してみたいコーナーを自由に回って体験できたので良かったと思います。
 石川県から講師のMさんにお越しいただき、実際に触手話で会話をして自分の触手話が伝わる喜びを感じた人は沢山いらっしゃったと思います。また、体験者ひとりひとりに伝わりやすい触手話のポイントも教えて頂きました。
 ブリスタは、富山県視覚総合支援学校のM先生に教えて頂きました。右手左手の人差し指、中指、薬指に均等に力を入れて、同じように打つ大変さを感じました。数字の表現はひとつ間違えただけで、とんでもない数字になるので正確に押さなければいけないのですが、相手に伝わるまでに少し時間がかかり確認することが難しく、通訳の怖さを感じました。
 どの通訳方法も、通訳者は責任を持って正確に伝えなければいけないと改めて思いました。接近手話では、手作りの視野狭窄用具を使い自分自身が、視野狭窄の視界の狭さを3段階、体験できたのは非常に良かったと思います。いかに不自由で不便かを体験した皆さんが言っておられました。
 富山では、音声通訳、手書き通訳が主なので、他の通訳方法を体験できたのは大変良かったと思います。「前の人が体験しているのを(難しそう)と思いながら見ていて、いざ実際に自分が体験すると、本当に難しくて・・・」と言われる人もいらっしゃいました。でも、相手に通じた時の喜びも感じることができたと思います。
 今回、たくさんの人がコミュニケーション方法を体験出来て良かったと思います。 (F.Y)

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