盲ろう者とは目と耳両方に障害のある人のことをいいます。
富山盲ろう者友の会では、盲ろう者とその支援者の交流・支援活動を行っています。

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触手話体験講座

　まず、触手話をする際の注意点を話されました。
　「手話をする時に間隔をあけすぎない。接近するので口臭に気をつけてほしい。香水やアクセサリーにも気をつけて。爪は短く切って。異性間同士の注意点は…」など。
　手話は見る言葉、触手話は文字通り触る言葉…。 でも実際に目のあたりにすると、なぜ触っただけで相手の手話が理解できるのか不思議です。
　目を閉じて、手のひらに書かれた文字がわかりますか?　簡単そうで、なかなか難しいです。自分は視覚にも頼っているのだと痛感しました。手指の感覚だけでわかる触手話は、驚きの連続です。
　聴こえない人達との交流から、相手に理解してもらうのは難しい、とわかっているつもりでした。それが盲ろう者には、ますます至難の業となるのだと思いました。自分だけで納得せず、きちんと相手に伝える大切さ、難しさを再認識させられた時間でした。

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